jconsoleでリモート接続するために

jconsoleでリモート接続するために

java作成された常駐アプリが、元気に動いているかどうか確認したい場合がある。
jconsoleで接続すれば、グラフィカルにCUPやメモリの状況を確認できる。
サーバで動くアプリの場合、サーバのGUIに接続できれば、特に準備などなしにjconsoleで接続できるが、
サーバのGUIに接続できない場合、クライアントのjconsoleから接続する必要がある。
そうしたいときはjavaの常駐アプリを起動する時に引数を与えておく必要がある。


java -Dcom.sun.management.jmxremote -Dcom.sun.management.jmxremote.port=12345 -Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false -Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false test.JavaProgram

このように、test.JavaProgramを起動すると、ローカルのjconsoleからport:12345で接続できるようになる。

また、常駐アプリがtomcatの場合、setenv.shに下記の設定を追加すれば良い。


export CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -Dcom.sun.management.jmxremote -Dcom.sun.management.jmxremote.port=12345 -Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false -Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false"

なお、setenv.shは$CATALINE_HOME/binに作成すれば良い。

また、$CATALINE_HOMEはtomcatを解凍したディレクトリの事(中にbinやconf,webappsが入っているディレクトリ)。

ヒープの利用状況、GC実行状況が見えたり、CPU使用率、スレッド数など、活動状況を確認できる。
また、MBeansに接続できるので、オリジナルのアプリであれば、外部インターフェースとしても利用できる。

サーバがLinuxでssh接続できるのであれば、ssh -X で接続して、サーバのXを転送する方法もある。
しかし、Xクライアントによっては、画面は見えるけどMBeanの引数を設定できなかったりする。

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