clipコマンド

ネットを徘徊していたら、Windowsバッチでclipというコマンドが使える事を知った。
このコマンドを使うことで、コマンドプロンプトからクリップボードへ出力したり、クリップボードから他のコマンドへ出力することができるようだ。
Windowsで標準入力を備えているコマンドはあまり知らないが、標準出力をクリップボードに飛ばせるのは便利だ。

clipコマンド

clip /?とすることで、clipコマンドのヘルプを確認できる。

C:\Users\User>CLIP /?

CLIP

説明:
    コマンド ライン ツールの出力を Windows クリップボードにリダイレクトします。
    その出力されたテキストをほかのプログラムに貼り付けることができます。

パラメーター一覧:
    /?                  このヘルプを表示します。

例:
    DIR | CLIP          現在のディレクトリ一覧のコピーを Windows クリップボード
                        に貼り付けます。

    CLIP < README.TXT   readme.txt ファイルのテキストのコピーを Windows
                        クリップボードに貼り付けます。

C:\Users\User>

このヘルプはコマンドプロンプトからコピーしてからペーストしている。
このコピー操作もclipコマンドで実行できる。

C:\Users\User>CLIP /? | CLIP

C:\Users\User>

標準出力はCLIPコマンドに吸い込まれたので何も出力されなくなる。
しかし、ここでペーストしてみると

CLIP

説明:
    コマンド ライン ツールの出力を Windows クリップボードにリダイレクトします。
    その出力されたテキストをほかのプログラムに貼り付けることができます。

パラメーター一覧:
    /?                  このヘルプを表示します。

例:
    DIR | CLIP          現在のディレクトリ一覧のコピーを Windows クリップボード
                        に貼り付けます。

    CLIP < README.TXT   readme.txt ファイルのテキストのコピーを Windows
                        クリップボードに貼り付けます。

クリップボードの保存されている。素晴らしい。

まとめ

DIRやTREEなどコピペすることが多々あるので、このコマンドさえあればコピーの手間がなくなる。良いコマンドを知った。
忘れないように、ちょくちょく使うようにしよう。

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PowerShell

PowerShell

エクスプローラーで、シフトキーを押しながら右クリックしたら
「PowerShellウィンドウをここに開く(S)」というメニューが存在したので、利用してみた。

環境変数の設定の仕方がわからない。

環境変数の設定

pythonを呼び出したかったので、PYTHONHOMEとPATHにpythonのパスを追加する。

1
2
$env:PYTHONHOME="C:\usr\python3"
$env:PATH="$env:PYTHONHOME;$env:PATH"

SETはいらないようだ。
$の後ろの区切りがあいまいなときは{}で括ってもよいようだ。

1
$env:PATH="${env:PYTHONHOME};${env:PATH}"

なかなか面白い。

環境変数の呼び出し

PATH環境変数の設定内容を確認する。

1
echo $env:PATH

プログラムの終了コードがわからない

ERRORLEVELではないらしい。

$LASTEXITCODE
で取得できる。

また、$?でTrue or Falseを受け取ることができる。

まとめ

ちなみに、シフトキーを押しながら右クリックしたとき、
Windows7では、
「コマンド ウィンドウをここで開く(W)」
だった。

マイクロソフトの方針としては、コマンドプロンプトよりPowerShellを使いなさいということなのだろうか。
あまり関係はないが、Windows10の「ここに開く」よりも、Windows7の「ここで開く」の方が日本語として正しい気がする。

PowerShellはコンソールに色がついたり、.NET Frameworkのオブジェクトを呼び出せたり、使いこなせるようになれば、いろいろラクできそうだ。

.NET Frameworkを使うような大きな作業をしなくても、タブキーによるパス補完で最後に”\”が付いてくれるだけでも、相当便利になっている。
コマンドプロンプトの頃は、タブ補完後に\をタイプしてから次の文字を入力していたのに、これからはタブ補完後、すぐに次の文字が入力できる。素晴らしい。

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