LIVA Z2のOS領域をeMMCからSSDへ移動する

LIVA Z2のOSが入っているディスクをeMMCからSATA SSDに移動した。
SSDにOSをインストールしたわけではなく、eMMCのディスクイメージをメインのパーティションを広げつつコピーした。
方法は、HDDからSSDへの載せ換えなどでGoogle検索すると出てくるので割愛。

他のサイトのHDDからSSDへの移行と、LIVAの移行の違い合はは、HDDからSSDに載せ替えるわけではなく、どちらもハードウェア上に混在する。
したがって、BIOSより起動ディスクを選択する必要がある。

LIVA Z2でBIOSを表示するキーは[DEL]キーだ。
LIVAをシャットダウンしてWindowsが立ち上がるまで[DEL]キーを連打しているとBIOS画面に入ることができる。
[BOOT]メニューで起動ドライブを選ぶ。

※私の場合、キーボードを電源スイッチの並びのUSBポートに繋いだときには[DEL]キーを認識してくれなかった。
キーボードは電源ボタンの裏のUSBポートにつなぐことをお勧めする。

そんなこんなでSSDからブートし、Cドライブが大きくなったことを確認したので、
間違ってeMMCから起動しないように、eMMCドライブの内容をクリアした。

eMMCのクリア

※ここからの手順は、本当にあっているのかどうかわからないので判断しなから実行する事。

思いきって、diskpartを使って領域を解放した。

DISKPART> select disk 1
DISKPART> list partition
DISKPART> select parition 0
DISKPART> del partition override
DISKPART> select parition 1
DISKPART> del partition override
DISKPART> select parition 2
DISKPART> del partition override
DISKPART> select parition 3
DISKPART> del partition override

これで、eMMCドライブがパーティションもなくなり綺麗になった。
試しに再起動。

UEFIブートができなくなってしまった。
Windowsが立ち上がらない。
OSが無いと言われてしまう。

UEFIブートの復旧

色々復旧策を実行するため、Windows10インストーラーを作成する

Windows10のUSBインストーラーを作る。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
上記のURLよりツールをダウンロードし、起動用USBドライブを作る。

自動修復を試す

USBでLIVAを起動し、まず自動修復をしてみる。
→ダメだった。

BCDをリビルドする

トラブルシューティング->詳細オプション->コマンドプロンプト
にてコマンドプロンプトを起動する。

コマンドプロンプトでdiskpartを起動する。

DISKPART> select disk 0
DISKPART> list volume
DISKPART> select volume 2
DISKPART> assign letter=H
DISKPART> exit

[select volume 2]の部分はOSが入っているボリュームを選択する。
OSの入ったVolumeをHドライブとして割り当て、コマンドプロンプトから参照できるようにする。

コマンドプロンプト起動

C:> H:
H:> CD \EFI\Microsoft\Boot
H:\EFI\Microsoft\Boot> RENAME BCD BCD.bk
H:\EFI\Microsoft\Boot> bootrec /rebuildbcd
H:\EFI\Microsoft\Boot> EXIT

OSがインストールされているパーティションのEFI下のbootrecコマンド使い、BCDを再構築した。

Windows10が復旧することを願い再起動

再起動。

Windowsが立ちあがった。
よかった。

まとめ

よくわからずに、パーティションの解放なんてするものではない。

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LIVA Z2を購入した

LIVA Z2を購入した

実家にマウスコンピューターのスティックPC(m-Stick)がある。
Windows10が動くので、WindowsXPのノートパソコンの代替えで置いておいた。
実家の両親は「遅いなあ」と思いながら使っていたようだ。
確かに遅い。よくこれを今まで使っていたものだ。
新しいパソコンを買ってあげよう。

新規購入するパソコンのスペックは

たまにしか使わないので、ハイスペックである必要はない。
書斎に27インチのディスプレイがあるので、そこで使えればよい。

格安ノートパソコンを買おうと思ったが、
メモリが4GBのものしかなかった。
また、内蔵ディスクが小容量HDDまたは、極小容量eMMCメモリだった。

デスクトップにしよう。
デスクトップは小型でもメモリーが増設でき、
HDDの載せ替えも比較的簡単だ。

しかし、ちょっと探してみると、安くても5万円。
そんなに、良いパソコンはいらないし、
ファンとかうるさそう。5万円あれば、改めてノートパソコンが視野に入ってしまう。

そんな中、たまたま見つけたLIVA Z2。
小さくファンレス。メモリ増設が可能で、2.5インチベイも備えている。
これにしよう。

LIVA Z2

リンクスインターナショナルという会社が販売している小さなパソコン。
アマゾンで3万円弱で購入できる。

スペック

CPU : Intel Celeron N4100
GPU : Intel UHD Graphics 605
Mem : SO-DIMM DDR4-2400 4GB (最大8GB)
内蔵ストレージ : eMMC 32GB
拡張ストレージ : 2.5インチ STAT 6Gb/s(SATA3.0)
無線LAN : Wi-Fi 802.11ac(Intelコンボカード)
Bluetooth : Bluetooth 4.2(Intelコンボカード)
HDMI 2.0 : 1
HDMI 1.4 : 1
USB 3.1 Gen.1 : 3
USB Type-C 3.1 Gen.1 : 1
USB 2.0 : 2
重量 : 約640g
OS : Windows 10

良いところ

十分すぎるスペックだ。
ファンが付いていないため、とても静かだ。
夜中にエアコンの音もないところで使っていると、キータイプの音しかしない。
このPCに無理させて動画を鑑賞したことは無いが、そういう用途にも良いのかもしれない。

この価格でもWindows10がインストールされている。
Officeもインストールすれば快適に動作する。他のアプリケーションの起動も早い。
こんな小さな端末なのに、拡張ポートも多い。
USBポートもたくさんあるし、出力ポートもHDMIが2つもある。

内蔵ストレージはeMMC 32GBだが、2.5インチのSATA SSDを増設できる。
(増設したSSD側にOSを移して利用することもできる。)
Cドライブが32GBだと、Windows10の大型アップデートに耐えられなかったり、
Office365がCドライブ固定でインストールされてしまうので、
Cドライブが簡単に溢れてしまう。
あまり使い込まないうちに、SSDをCドライブにしたいと思う。

また、標準メモリは4GBだが、さらに4GBを追加することができる。
追加メモリーはアマゾンで3,000円程度で購入できた。

惜しいところ

アダプターが必要なところ。
あの小さな本体に電源を内蔵するのは難しかったのだろう。
ノイズの問題とかもあるだろうし。
初期のmac miniのアダプタに比べればとても小さいので良しとしよう。

まとめ

タイミングがよかったため、良い買い物ができた。
これで、実家でパソコンを使うときにストレスがなくなる。
お手頃な価格だし、もう一台欲しくなってきた。

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